![]() |
矢作川漁業協同組合 第10代組合長 杉本 重和 |
私は、新見前組合長の後任として組合長に選出されましたが、これまでの私の職歴は市役所、労働組合、労働金庫と漁協とは全く縁のない仕事であったため、率直にいって前組合長の永年にわたる矢作川への様々な取り組みと深い見識にはとても及びません。
しかし、これまで先人のみなさんが積み重ねてきた、矢作川漁協の実績を少しでも高めることができたらと思い就任しました。
さて、過日の総代会において本年度の取り組みを決めました。
その一つは、最近どこの川もアユが釣れなくなった、とのことで残念なことに矢作川も例外ではありません。こうしたことから当漁協では、野生の性格を持ち、冷水病にも強いアユ、ということで矢作川産の天然アユを両親に持つ、野生交配一代目(通称F1)を約60万尾放流し、天候の不順で遡上が遅れていますが、天然のアユとともに多くの釣りファンに是非、楽しんで頂きたいと思います。
二つめの課題はアユの住環境をよくすることです。矢作川に関係する機関等には、魚道等の改善、ダム湖底のヘドロ対策等を求めるとともに、漁協自身もアユの産卵保護のため禁猟区の設置をすること、さらには最近大問題となりつつあるオオカナダモの駆除も行い、アユの生態系の環境整備の向上にも取り組むこととしています。
こうした取り組みを通じ、より多くの釣り人、市民のみなさんが矢作川で楽しんでいただければ、と考えています。